北国の冬のレジャーの一つとして「わかさぎの穴釣り」がありますが、ちょっと素人だけではチャレンジしにくいのではないでしょうか?
魚釣りの道具?釣れる場所はどこが?寒いのでは?チャレンジしてみたいあなたの不安に答えます!
今回は、石狩の佐藤水産の裏の川が便利です!
https://goo.gl/maps/mKEEupDR9RY6YiN58
荷物が多いと大変ですが
基本的に、ママと子どもでお出かけするので、荷物を最小にしたいと考えます。例えば大きなワカサギ用のテントや暖を取るストーブ、氷に穴をあけるドリル、底冷えを避けるための保温マットや椅子。あたたかい食べ物を持っていって…となるとお湯やケトル、火気も必要になります。飽きてきたらスマホ??便利にしようとすればするほど荷物が増えます。なので、今回は最小の荷物で釣る!というコンセプトでの釣行です。
防寒 | スキーウェア上下 ネックウォーマー 帽子 手ぶくろ | スキーウェア上下の中にインナーダウンなどを着る。肌着を温感素材のものにする。首を温めるネックウォーマーも大切。帽子もしっかりと耳の隠れるものを。手ぶくろは生臭くなってしまう場合があるため、洗えるものがいいでしょう。 |
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釣り道具 | 竿セット えさ しかけ | 竿とリールのセットで1500円も出せばバッチリです。餌は今回の釣り場では紅さしが有効でした。釣り場によって多少違うため、近くの釣具店で情報をゲットしておくのも楽しいですね。 |
魚が釣れたら | 小さいプラ水槽 | 釣れたわかさぎは、雪の上に置いておけば自然と冷凍わかさぎになりますが、せっかくですから泳いでいるわかさぎの姿も見せてあげたいですね。100均で買えるような小さなプラ水槽を持っていくと観察しやすいでしょう。 |
あると便利 | 乾いたタオル 網杓子 ボア付きのゴム手袋 | 乾いたタオルがあると、ちょっと餌をつける時や釣れたわかさぎに触れた後も、ささっと手を拭くことができます。ウェットティッシュなどでも構わないのですが、冷たいですよ…また、穴に再結氷してくる氷をすくうための網じゃくしも便利です。子どもはずーっと氷すくいをしてくれます。また、ワークマンなどで売っている内ボアのゴム手袋はサッと着脱できて便利ですし洗いやすいです。 |
記録用に | スマホ デジカメ | 釣れたら証拠写真ほしいですよね。 |
竿(リール、糸つき)1500円程度。
仕掛けは、オモリ付きの一番安いもの。子どもが扱うのに、針が多すぎると引っ掛かりやすく大変なので4~5個の針の数がいい感じです。テントで使う場合も、針の数が多いと扱いにくいです。
こちらが、エサの紅さし200円程度。刺したり噛んだりははさませんが、生きているので少し抵抗があるかもしれませんが、魚を釣る経験をすると、平気になるようです。上手に釣ると、ワカサギが飲み込まずに何度も針についたエサを使えます。
釣り場から車で1分。丹野商店で釣具を買えます。事前にホームセンターや釣具屋でお気に入りの品を手に入れるのも楽しいですね。
道具はシンプルでも楽しい
竿置きやドリル、ワカサギテントやストーブ、座り心地のいい椅子、もしかしたらその場で天ぷらを作るためのクッキングセット…実はわかさぎ釣りは、際限なく「快適」に「長時間」釣るための道具を増やすことができます。ただ、「わかさぎを釣る」という点だけで考えれば、買い物袋一つ持って気軽に行き、釣れなければさっと帰ってくる…そんなお気楽な釣り方もあるのです。母子でいくなら、買い物袋ひとつにまとまるだけの荷物で!!気軽に!
なお、氷に穴をあけるドリルはあると便利ではありますが、大変重くソリを引いて運ぶようなサイズですので、母子ワカサギ釣りの場合は、もともと使われていた穴をリサイクルしてください!目印は踏み跡やテント跡がある、埋めた後に草が刺してある、などです。いくつか穴があると光が差し込むのでわかさぎの寄り付きがよいようです。ドリルの直径以上のサイズの穴がある場合は、子どもがいる場合は避けた方が良いでしょう。モノを落とす、足の水没などの事故が考えられます。ドリルのサイズの穴はすぐに氷がはりますが、マメにすくえば問題ありません。
子どもが「飽きちゃう」対策
大人が真剣になってしまい、子どもが飽きてしまうという王道パターンがあります。普段であれば「スイッチでもやっていたら??」的、ゲームや動画で時間つぶしをさせてしまうご家庭もあるのではないでしょうか。 釣れれば飽きません。なので、「3匹釣ろう!」「15分やってみよう!」とある程度の目安を提示してみてください。ただ、退屈だからといって子どもだけで勝手に氷上散歩をしていると、片足をドボンと水没する事故がよくありますので、竿を持っていない大人が付き添って氷上ドキドキ散歩を楽しんでみてください。(エゾシカママは昔2度ほどやりました。絶望的に冷たいです。見通しは非常に良いので雪遊びなどは可能)
番屋の湯であったまってもよし。カピバラをながめるもよし。
佐藤水産サーモンファクトリーで美味しいランチを頂いてもよし
トイレ・寒さ・手の冷たさ対策
今回利用した釣り場は石狩の佐藤水産の店舗裏です。店舗のトイレを利用する事ができますし、中であたたかな食べ物を購入することも可能です。また、店舗の駐車場を利用できますので、寒さから避難する場合は車内を暖気して休むと良いでしょう。ただ、寒さは意外と疲れるものです。寒い場所から暖かい場所へ来て休むと大概の子どもは眠くなりますので、引き際かもしれません。
温泉+わかさぎ+お料理 のセットも!
新篠津には温泉とワカサギ釣り体験、そして、釣ったワカサギを料理して食べさせて貰える、痒いところに手が届くサービスがあります。ワカサギの穴ももともとあり、ワカサギ用の広々ビニールハウス内で快適に釣りをたのしめます!
https://www.tappunoyuonsen.com/news/detail.html?news=41
釣れる時も、釣れない時も…
わかさぎ釣りでは釣れる時期や時間帯
があります。
朝と昼なら朝、早朝の方が釣れます。シーズン初めの方が釣れます。平日と休日なら平日の人の少ない時の方が釣れます。
ただ、群れで回ってくるため、釣れ始めると忙しい程釣れ、暇になるとしばらく竿先の反応が無くなります。それもまた、わかさぎの習性として子どもと話題にできるといいですね。
まとめ
「わかさぎ釣りをやってみたいけれれど…。寒そうだし…なんだか釣りの道具もないし…。」と躊躇している方も多いと思います。しかし、気軽にさっとでかけて釣れなかったら、さっと帰る…雰囲気を掴んでくるだけでもなんだか楽しいものです。川の上に立つというだけでも、いつもにはない経験。そこからの風景はまた貴重です。
ぜひ、チャレンジしてみてください!
ただし…安全第一!
・結氷が甘い時期もあります。完全に結氷しているのを確認してください。
・安全に見える場所にも穴が開いていいたりします。お子さんから目を離さずに。
・川の上は風があります。ゴミが飛ばないように。
・防寒をしっかりできない場合は短時間で楽しむように。
・立入禁止の場所には絶対に立ち入らない。
・排水があるところは氷がゆるい場合があります。
川の氷の厚さを確認せずにたくさんの釣り客がいない釣り場へ立ち入る事は重大事故につながります、無理に柵を乗り越えるなどして、怪我をするような事が無いように、あくまでも自己責任で楽しんでくださいね!