北海道を代表するコンビニエンスストアといえば、いわずと知れた「セイコーマート」最近では関東にもセイコーマートが「進出」しているようですが、まだまだ北海道のコンビニエンスストアの印象が強いですね。実際に北海道の原材料を贅沢に使用したオリジナル商品も多く、北海道を旅していたら一度は足を運んでいただきたいお店です。北海道らしい商品に出会えます!今回はこれだけは忘れずにゲットしてほしい商品とその理由についてお伝えしていきます!
救世主セイコーマート
ライフラインとして
セイコーマートは北海道の相当寂しい地域にもあります。限界集落においても地域の住民が買い物難民化しないで住むような商品ラインアップも特筆すべきでしょう。通常のコンビニエンスストアーではなかなかか出会わないような野菜類や冷凍食品、日配品は特に力が入っています。乳製品や卵は遠くのスーパーに行くことなく、むしろ近所のセイコーマートで購入する場合も少なくありません。住民にとってはある意味ライフラインとなっているのです。
トイレがありがたい
北海道は「でっかいどう」とはよく言ったもので、街から街までの距離が驚くほど遠い所がある。道東や道北に行くとそのあたりは顕著で、延々と同じような風景が続き、本当に自分は目的地に向かっているのだろうか?と不安になることも・・・。不安になるのは時間だけではなく「ガソリンは足りる??」ということと「トイレはある?」ということではないでしょうか。セイコーマートの素晴らしいところは、もう無理だ!限界だ!という間隔で必ず店舗があること。そう、トイレ緊急事態に何度も助けられる事がありました。小さい子がいれば、トイレにプラスして飲み物やアイスを買うなどしてリフレッシュすることも可能。
セイコーマートは限界集落にもある。そういったコンセプトでツーリストも助けられるのです。
胆振東部地震のときにも
平成30年9月6日午前3時7分に発生した北海道胆振東部地震では、北海道で初めて最大震度7を観測した厚真町では、3,000万立方メートルの土砂が崩落するなど各地で甚大な被害が発生しました。震源に近い厚真町、安平町、むかわ町を中心に、多数の住家が全半壊し、1万6,000人以上の住民が避難生活を強いられました。その震災の朝、車の電気を使って営業をしてくれたコンビニは「セイコーマート」でした。エゾシカさん一家も、セイコーマートでアイスをもらったり(停電で冷凍庫が使えなかったため)、食べ物を手に入れたりできました。実はセイコーマートは当時95%以上の店舗が営業を続け、被災直後の道民の生活を支えたのです。停電に備えた端末や対応マニュアルがあり、これまでの災害で見直しを重ねてきたことが生かされたそうです。停電の際は車を使って最低限の電源を確保することがマニュアル化されており、近くに車が置けない場合やガソリンがない場合を想定し、電気や通信回線が使えなくても使える小型会計端末を全店舗に配布していたそうです。本当に「救世主」でした。
セイコーマートといえば「ホットシェフ」が鉄板
セイコーマートといえば「ホットシェフ」でしょう。店内調理のできたてのお弁当やスナックが販売されているのは、ランチ難民からすると本当にありがたいのです。ホットシェフではなく、通常のおにぎりやお弁当やミニお惣菜などもお安く、種類も充実しいています。(買い物難民のお年寄りなども考慮した商品展開と思われます。)しかし、ホットシェフのお弁当は、全く別次元の美味しさなのです!有名どころでいくと「カツ丼」です。本当にカリっ、ふわっ、トロッが合体した、熱々なカツ丼を信じられない田舎で食べることができるのです。ご飯も当然ふわふわ。おにぎりは名物「ベーコンおかか」や「サバ」などがありますが、ボリューム・具の味・ご飯の絶妙な握り具合・・・ちょっと握りたての、おにぎりを想像してみてください。はい、あなたが思い浮かべたそのおにぎり。それがホットシェフのおにぎりなのです。180円から300円半ばの商品まであります。
注文をしておけば、ばっちりできたてをゲットすることもできますが、基本的には、その時に出来上がったばかりのものがホットシェフコーナーに並ぶため、「カツ丼はないけれど、おにぎりはあった」なんていうめぐり合わせもあります。また、できたての商品は店員さんが声をかけて宣伝してくれるので、そのような時はむしろ、出来立てを購入するのがおすすめです。
オリジナル商品がすごい
北海道でよくTVのCMで目にする商品は、ビール・ワイン・アイス・クリスマスケーキ・ホットシェフだろうか。お酒とアイスには強いセイコーマートです。自社製品のため、値段もかなりお得で、酒類意外は材料の産地は北海道ということが多いです。道産の原材料で作ったことを強調するかのように、北海道の産地の地域名が必ず入っているのも印象的です。
北関東での店舗展開もあるようですが、きっとセイコーマート内は「THE 北海道」なラインナップなのでしょう。(本州のセイコーマートは見てことがないので、むしろ教えていただけると嬉しいです。)
お財布に優しい
コンビニの商品はアクセスしやすい時間・場所にあるのだから、割高でも仕方がない…と思いませんか?特に、地方のお店が殆ど無い地域であれば、荷物の輸送コストなどもあり、j比較的物価は高いものです。しかし、このセイコーマート、配送のルートにあれば、札幌市内でも、地方でも同じ価格。当たり前に感じますが、北海道は広い!札幌↔釧路は東京↔名古屋と変わらない距離です。市街地と同価格というのはセイコーマートの魅力ではないでしょうか。
バイオマス利用でレジ袋がつく
「あ!!レジ袋忘れちゃった・・・」と、ついつい商品を両手で抱えてお店を後にすることありませんか??セイコーマートではそれがありません。(レジ袋を辞退することは可能です)バイオマス利用で、エコなレジ袋を用意しているため、レジ袋を忘れてしまっても「無料」でレジ袋に商品を入れてくれます。ちょっとしたことですが、助かります。
セイコーマートクラブカードを持てば道民気分
セイコーマートクラブカード「Pecoma」は、ポイントカードでもあり、5万円まで入金して使えるペコママネーの機能もあります。日常的に使う「たまご」や「牛乳」はこのカードを提示すると曜日にちょっては格安で購入できます。スーパーに行くとついつい買い物をしすぎちゃって…という方は、日配品をセイコーマートで買うと無駄買いがなくなるかもしれません。また、簡単な内容の記入でカードを作る事はできます。(その日の買い物から)ぜひ、旅の思い出に1枚。よく使う場合は、カードを入手してから、アプリでカードを使わなくてもスマホでOK。便利です!
まとめ
- セイコーマートは北海道独特の街と街の間をもカバーする出店と限界集落の買い物難民を守る
- ホットシェフの商品を買っておけば間違いない
- オリジナルの商品がめちゃくちゃ強いので必ずチェック
- セイコーマートクラブカードには内地住みでもはいっておくと道民気分